東洋医学 | 名古屋市名東区のストレッチ店、ソアン極楽治療院 - Part 3

睡眠⑭ 健康づくりのための睡眠指針12箇条

こんにちは!

毛利陽介です!

 

睡眠については、厚生労働省が2014年に「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」を発表しています。

1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。

2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。

3.良い睡眠は、生活習慣病の予防につながります。

4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。

5.年齢や季節に応じて、昼間の眠気で困らない程度の睡眠を。

6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。

10.眠くなってから寝床に入り、起きる時間は遅らせない。

11.いつもと違う睡眠には、要注意。

12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

 

指針では、それぞれについて、解説と科学的根拠が述べられています。

次回以降でひとつずつ解説いていこうと思います。

 

因みに、厚生労働省は2002年に「睡眠障害対処12の指針」を、2003年には「健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7箇条」を発表しています。

内容は大きくは変わっていませんが、少しずつアップデートしているようです。

 

最後に、2月13日と20日(いずれも水曜日)の19時30分から、NHK「ためしてガッテン」で鍼灸治療が紹介されます。是非ご覧ください。

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東洋医学入門

こんにちは!

毛利陽介です!

 

前回、前々回と中医学的な弁証分類の説明をしました。

中医学用語は一見難解ですので少し説明します。

 

中医学では基本的に①どこで ②何が ③どうなっているか を四字熟語(または三字)で表します。

①どこで

主に五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎・胆・胃など)。

②何が

生理物質(気・血・津液・精・陰・陽)と病理物質(風・熱・湿・燥・寒・火)。

③どうなっている

主に虚(不足のこと)または実(過剰や停滞のこと)。

 

例えば脾気虚なら①脾の②気が③虚(不足)していると読めます。

肝火上炎なら①肝の②火が③上炎(上の方で盛んになっている)していると読めます。

 

このように分解していくと、一見難解な中医学用語も理解しやすくなります。

いずれにしても、中医学は馴染みがなく難しいですね。

次回以降は現代西洋医学的な話に戻そうと思います。

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睡眠⑬ 昼間の眠気

こんにちは!

毛利陽介です!

 

前回は不眠の中医学的弁証分類を紹介しました。

不眠と同様に、その他の症状にも弁証分類があります。

 

・嗜睡

「嗜睡とは、昼夜を問わず眠りたがり、呼ぶとすぐに覚めるがまた眠ってしまう状態」

 弁証分型

①湿困脾陽

②心脾両虚

③腎陽虚

④腎精不足

 

睡眠障害国際分類では中枢性過眠症群の項目があり、ナルコレプシーなどがここに分類されています。

他にも、パーキンソン病やうつ病に伴う過眠症や一部の処方薬が原因になる場合もあります。

 

我々鍼灸師は、現代西洋医学と東洋医学の両面から身体や症状を診なければならないと私は考えています。

患者さんの話を詳しく伺い(問診)、身体を詳しく診察し(体表観察)、最適な治療法と養生法を考えます。

 

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睡眠⑫ 中医学的弁証分類

こんにちは!

毛利陽介です!

 

前回は不眠を引き起こしうる疾患や症状が数多くあることを紹介しました。

また、国際分類で紹介した、睡眠関連呼吸障害や睡眠関連呼吸障害なども不眠症を引き起こす可能性があります。 

 

今回は東洋医学的な睡眠障害の分類を紹介したいと思います。

中医学では、不眠や嗜睡(日中の眠気)の他、寝汗・多夢・夜間頻尿・歯ぎしり・夜尿(寝小便)といった睡眠に関連する症状に対する弁証分類もあります。

中医学の弁証分類では、その人の症状を体質や生活環境などと共に考察し、五臓六腑や気血津液などの分類により弁証を立てます。

 

例えば、不寝(不眠のこと)については以下のように説明・弁証分類しています。

「不寝とは、つねに睡眠が不足することを言い、寝つきが悪い・すぐに目が覚めてなかなか寝つけない・甚しければ夜通し眠れないなどの症状も含める。」

不寝の弁証分型

①心陰虚

②心腎不交

③心脾両虚

④胆気虚

⑤肝胆鬱熱

⑥痰熱擾心

⑦心火

⑧余熱擾膈

例えば心陰虚の不寝は、心(五臓の一つで循環器系や精神をつかさどる)の陰(血や津液など)が虚(不足)することにより起こります。

 

疼痛(痛み)・喘咳(咳喘息)・瘙痒(かゆみ)などで眠れないのは、中医学では不寝の範疇に入れず、治療には別の弁証分類が必要となります。

また、異常な暑さや寒さ・不適当な寝具・睡眠前の興奮性の飲料摂取・精神的刺激や考え事などで、たまに眠れないなども同様です。

但し、それらも当然治療の対象になりますので、別の弁証分類や中医学とは別のアプローチで治療します。

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睡眠⑪ 不眠の原因

こんにちは!

毛利陽介です!

 

前回は睡眠障害の国際分類(ICSD-3)について紹介しました。

今回は分類Ⅰ.不眠症についてみていきます。

 

不眠症の原因として、何らかの基礎疾患がある場合があります。

この場合、その基礎疾患の治療も必要となるケースがあります。

 

例えば、頭痛や帯状疱疹、三叉神経痛、痛風、狭心症などは痛みにより不眠が引き起こされる場合があります。

他にはアトピー性皮膚炎であれば痒み、気管支喘息であれば喘息発作、膀胱炎や前立腺肥大などは頻尿による不眠が起きる可能性があります。

それ以外にも、パーキンソン病や高血圧、腎不全、胃潰瘍、糖尿病、甲状腺機能低下症、月経前症候群、鼻炎、子宮筋腫などでも不眠になる可能性があります。

 

鍼灸治療では、これらの基礎疾患の治療も並行して行うことも多くあります。

前出のICSD-3では、基礎疾患の有無に関わらず不眠に対する治療が必要であるとしていますが、不眠と基礎疾患の治療を並行して行うことがより有効でしょう。

 

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