子供の成長に大事なスキャモンの発育・発達曲線ってご存知ですか? | 名古屋市名東区のストレッチ店、ソアン極楽治療院
子供の成長に大事なスキャモンの発育・発達曲線ってご存知ですか?
こんにちは!
ソアン極楽治療院の杉山です。
最近は患者さんと子どもの発達やトレーニングについて
お話をする機会があったので今回ブログでも子供の発達について書いていきます。
子供の成長でゴールデンエイジとかって聞いたことがありますか?
子供は体の成長に合わせて伸びる能力に違いがでて来るんですよ!
なのでその能力に合わせたトレーニングを行っていくことが
効率のがよくケガをしにくい良いとされています。
その年齢による成熟度を表したグラフを
「スキャモンの発育発達曲線」と言います。
これはからだの発育発達を大きく4つに分けて
何歳ごろから体のどの部分が大きく成長していくのかを表した表となっています。
◎一般系
一般形とは身長や体重などの骨格と言われるもので、内臓の成長も含むものです。
生後から幼少期までを第一次成長期
中学生頃からの大幅な伸びを第二次成長期と言われます。
◎神経系
脳やせき髄といった中枢神経や運動神経・感覚神経などが含まれます。
◎リンパ系
リンパ節などのリンパ系組織の発達や免疫系の発達
◎生殖系
精巣や卵巣と言った生殖系の発育を示します。
先程出てきたゴールデンエイジとは
子どもの発達において神経系の発達が最も盛んになる時期のことを言い
多種多様な動きを行うことで精度の高い動きが行えるようになる時期で
成長の段階で最も重要な時期と言われています。
ではスポーツに当てはめた場合どのような動きをした方がいいのか?
◎幼児~小学校の高学年
この時期は神経系が大きく成長する時期です。
先程説明したゴールデンエイジの時期でもあり
1つの競技にこだわらず、鬼ごっこやかくれんぼ、あやとりやピアノなどもいいと言われています。
簡単に言うといろいろな動きに関する神経の回路ができる時期なので
様々な動きをさせることで運動神経のいい子になっていくということです!
◎小学校高学年~中学生
この時期は一般系つまり体が大きくなる時期です。
この時期に行うといいのは心肺機能系の持久力トレーニングです。
肺や心臓も成長をしていく時期なので心肺機能を高めてあげましょう。
あとは体の柔軟性を高めるストレッチです。
ここで体を硬いままでいると、大人になってからも体が硬いままになってしまいます。
なので少しでも柔らかい体になるようストレッチを行いましょう。
◎高校生~
ここからは筋力トレーニングを行うと筋肉がつきやすいと言われています。
もちろん成長の度合いや結果の出方には個人差があります。
ただこれにのっとって行っていけば効率よく、怪我のリスクも低くしながら
運動をすることができますね!
ぜひお子様が見える方はスキャモンの発育発達曲線を参考に運動をさせてあげてくださいね!
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