東洋医学の基礎 | 名古屋市名東区のストレッチ店、ソアン極楽治療院

東洋医学の基礎

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突然ですが問題です!

「飲茶」 これなんて読むか分かりますか?

正解は「ヤムチャ」です。「インチャ」って読んだ人、恥ずかしいですよ!

僕ですか?もちろん読めますよ!今はね。

 

こんにちは!毛利陽介です!

 

今回は東洋医学のお話しです。僕の真骨頂です。

難解な(!?)東洋医学の考え方を出来るだけ簡単に説明したいと思います。

 

五臓六腑という言葉を聞いたことはありますか?

これは元々、東洋医学の言葉です。

五臓とは肝・心・脾・肺・腎を表します。

六腑は胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦です。

今回は五臓について説明します。

 

①肝(肝臓機能・自律神経)

肝に関係が深いのは、肝臓・目・筋肉・爪などです。

肝を病むと、足がつる、手足のしびれやふるえ、目のかすみ、視力低下、爪が割れる、胸や脇が張る、喉に異物感がある、といった症状が現れます。

肝を病む原因の一番はストレスです。

ストレスと言っても様々ありますが、緊張することが多い、忙しい、頭を使う、神経を使う、気を使うことが多い、などが肝を病む原因になります。

従って、肝のタイプの人は、ストレス解消法を持つこと、リラックスする時間を作ることが大切です。

 

②心(心臓・精神)

心に関係が深いのは、心臓・舌などです。

心を病むと、動悸、胸がモヤモヤする、不眠、夢をよく見る、物忘れ、不安感、といった症状が現れます。

心を病む原因の一つには睡眠不足があります。

必要な睡眠時間は人によって違いますが、7~8時間は取れると良いです。

また、睡眠の質も重要です。これについては長くなりますので、後々書いていこうと思います。

 

③脾(消化器系)

脾に関係が深いのは、胃・唇などです。

脾を病むと、食欲の低下あるいは亢進、下痢、便秘、体重の減少、手足の重だるさ、内出血、といった症状が現れます。

脾のタイプの人は日本人に多いです。

食事との関係が特に深いです。

甘いもの・アルコール・過労が脾を病む原因になります。

運動(軽く汗ばむ程度)・腹八分目の食事・水分を摂りすぎない・雑念を去る、これらを心がけることが大切です。

 

④肺(呼吸器・免疫)

肺に関係が深いのは、肺・皮膚・鼻などです。

肺を病むと、息切れ、鼻水、鼻づまり、咳、喘息、風邪を引きやすい、といった症状が現れます。

肺は呼吸との関係が深いです。

口呼吸は肺を病む原因になりますので、鼻呼吸を心がけましょう。

 

⑤腎(ホルモン系・泌尿器・生殖器)

腎に関係が深いのは、腎臓・骨・歯・髪・足腰などです。

腎を病むと、足腰がだるい・力が入らない、尿の問題(頻尿・尿漏れなど)、耳鳴り、難聴、脱毛、骨粗鬆症、不妊といった症状が現れます。

腎は老化との関係が深く、年を重ねれば誰しも腎が弱っていきます。

そのため、食事と呼吸でしっかりと補っていく必要があります。

食事と呼吸についても後々書こうと思っていますが、食事については、タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをしっかり摂ることが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレスに対する対処の仕方も五臓のタイプ別で異なります。

肝→怒:「なんで自分ばかりこんな目に!」と怒る

心→喜:「これは自分が成長するチャンスだ!」と喜ぶ

脾→思:「どうしたらいいんだ…」と思い悩む

肺→憂:「自分はもうダメだ…」と憂い悲しむ

腎→恐:「嫌だ。逃げ出したい。」と恐れる

いずれの感情も過剰になれば、身体に悪影響を及ぼします。

 

このように東洋医学では、体の状態を分類することができます。

勿論、我々鍼灸師はもっと細かく患者さんの身体の状態を把握して治療しますが、大まかな自分のタイプを知っておくのも良いですね!

 

今回は以上です。

毛利陽介でした!

 

 

 

 

 

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