幸せホルモン | 名古屋市名東区のストレッチ店、ソアン極楽治療院
幸せホルモン
以前に読んだ本をもう一度読み返すと、ページの角を折ったり、線を引いたりしてあります。
当時は「大事なことだから覚えておこう!」と思ったはずですが、読み返すとすっかり忘れてしまっています。
記憶力が良い人が羨ましいです。
こんにちは!毛利陽介です!
これまで、第3・第2の脳について書きました。
今回は本家である「脳」のお話しです。
前回、腸内細菌がセロトニンやドーパミンといった脳内物質を作っていることを書きました。
また、皮膚もセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどを作っています。
今回は、それらの脳内物質がそれぞれどの様な働きをしているか、三つの脳内物質に注目して書きたいと思います。
一つ目はドーパミンです。
ドーパミンは快楽を司ります。
報酬系という神経系で作用し、自分の欲求が満たされたときに働きます。
例えば、スポーツの試合で勝った時などです。
この働きで重要なことは、快楽を得るためにやる気を起こさせることです。
これは、何か目標を達成するための行動を起こすために重要です。
二つ目はノルアドレナリンです。
ノルアドレナリンはストレスに反応します。
ストレスに対して緊張や不安を感じさせます。
交感神経を刺激し、体を覚醒モード・戦闘モードにします。
三つ目はセロトニンです。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれます。
心を落ち着けたり、睡眠を助ける働きがあります。
ストレス社会と言われる現代社会では、ドーパミンとノルアドレナリンが過剰に働き、セロトニンが不足しがちです。
従って、ドーパミンとノルアドレナリンを上手にコントロールし、セロトニンを増やすことが大切になります。
その方法について、具体的にみていきましょう。
まずはセロトニンを増やす方法について。
セロトニンを増やすためのポイントは3つです。
①日光
日光に当たることが大切です。
特に朝起きてすぐに日を浴びることが重要です。
②リズム運動
一定のリズムで体を動かすことも効果的です。
具体的には、呼吸・歩行・咀嚼(そしゃく)の3つを「意識して」行うと良いです。
③グルーミング
これは人とのふれあいです。
心のふれあい・身体のふれあいどちらでも構いません。
動物の毛づくろいもこれに当たります。
次にドーパミンをコントロールする方法です。
ドーパミンが作用する報酬系は3つに分類できます。
①本能に関わるもの:摂食・防御・生殖
②嗜癖性物質:アルコール・ニコチン・糖質(炭水化物)・覚せい剤
③目標の達成
この中で特に問題になるのは、②嗜癖性物質です。
お酒やタバコ、甘いものが止められないのは、それらの物質が「報酬系」に作用するためです。
これをコントロールするには③目標の達成を用いる必要があります。
目標を設定し、それを達成することで自分の欲求を満たすことで、①や②をある程度コントロールすることができると考えられます。
「それが中々難しいのだ!」と思われるかもしれませんが、習慣にしてしまえば簡単です。
まずは小さな目標、例えば毎日30秒間体のどこかをストレッチする(最初は物足りないくらいの目標が丁度良い)、を設定して、「目標を達成することを習慣化する」ことが重要です。
最後にノルアドレナリンです。
これはストレスとの関係が非常に深いです。
自分なりのストレス発散法を見つけることが大切です。
因みに私は、食べる・寝る・子どもと接する、そしてダラけるです。
それから、運動することでノルアドレナリンを消費してしまうことも有効だと言われています。
途中難しい説明もあったかと思いますが、脳内物質をコントロールすることは健康増進、病気の予防に非常に有効です。
沢山の方法を紹介しましたが、是非この中から最もできそうな「1つ」を選んで実行してみてくださいね!
今回は以上です。
毛利陽介でした!
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