ストレッチが必要な訳
「ストレッチが体に良いのはわかるけど、逆にしないとどうなっちゃうの?」
時折お客様からそんな質問を頂くことがあります。これは非常に良い質問です。あまり知られていませんが、ストレッチ不足のせいで、様々な症状に悩まされている方が実は多いからです。
こんな方にこそストレッチはおすすめです
スポーツによるケガで悩んでいる方
こんなお悩みありませんか?
- よくケガをする
- すぐに足がつったり、筋肉痛になる
- 体がガチガチ、筋肉がパンパンで思うようなプレーができない
- 体の疲れが抜けない、すぐに疲れる
- 痛みが長引く、ケガの治りが遅い
ストレッチ不足で筋肉がカタクなると、疲れが溜まりやすく、故障をしやすく、回復も遅れがちになります。
例えば、サッカーやマラソンなどでは足腰の筋肉をよく使います。野球やテニスなどでは肩周りや腕の筋肉をよく使います。こうした筋肉は、疲れが取れにくいだけでなく、伸張反射※によってどんどんカタクなっていきます。すると、足がつりやすくなったり(筋肉の痙攣)、筋肉痛を起こしやすくなったりします。
また、足首や膝などの関節を動かす筋肉がカタイと、関節の動く範囲が制限されてしまうため、パフォーマンスが上がらなかったり、ねんざなどのケガをしやすかったりします。
しかも筋肉がこわばったままだと、血液などを循環させる筋肉のポンプ作用が正常に働きません。そのため、ケガをした時に血液中の発痛物質をうまく排出できず、痛みがなかなか引かなかったり、十分な栄養を細胞に届けられず、完治するまでの期間が長引いたりしてしまいます。
一方、正しい方法で継続的にストレッチを行えば、筋肉がしなやかで伸びやすくなり、関節の可動域も広がるため、疲れにくくケガをしにくいカラダと、今まで以上のパフォーマンスを手に入れることができます。
※伸張反射とは?:スポーツなどで筋肉を激しく使う時、私たちの体は筋肉が伸ばされ過ぎるのを防ぐため、反射的に筋肉をかたくします。これによって筋肉は守られるのですが、こうしたことを頻繁に繰り返していると、次第に筋肉が過敏になって緊張したままの状態、つまり筋肉がカタイ状態になっていきやすいのです。
頑固なコリや痛みに悩まされている方
こんなお悩みありませんか?
- 慢性的な肩こりや背中の張りがある
- 腰痛やひざ痛で治療を受けても良くならない
- マッサージをしてもすぐにコリや痛みがぶり返す
- よく頭痛に襲われる
- いつも体がだるい
頑固な肩こりや痛みの原因は、筋肉だけではありません。むしろ本当の原因は、「筋膜」と呼ばれる膜がねじれたりくっついたりしている所にある、ということが近年の研究で分かってきました。
ですので、マッサージでどれだけ筋肉をほぐしても、そこが原因ではないので、またすぐにコリや痛みがぶり返してしまいます。同じように、骨盤矯正で骨格のゆがみを治したとしても、全身を覆う筋膜がねじれたままだと、それに引っ張られて筋肉も骨格も再びゆがんでしまうのです。
当店の筋膜ストレッチなら、こうした筋膜の状態も整えることができるため、マッサージなどでは完治しなかったしつこい肩こりや慢性痛もスッキリ和らげることができます。
体の不調が気になる方
こんなお悩みありませんか?
- いつも体がだるい、重い
- むくみや冷えが気になる
- 便秘や不眠になりやすい
- 血圧が高い
- お肌のくすみやシミが気になる
年をとるごとに体の機能が低下するのは避けられません。その上、運動不足や不摂生な生活を続けていると、ますます体の機能は衰えていきます。
体の機能の中でも、血液やリンパ液の循環は非常に重要な役割を担っています。疲労物質や老廃物を排出して、新鮮な酸素や栄養素を細胞に届けるからです。もしこうした循環機能が衰えてしまえば、疲れは抜けにくくなり、体はむくみやすくなり、お肌の状態まで悪くなってしまいます。
こうした循環不良の大きな原因の一つに、筋肉のポンプ作用の低下が挙げられます。血管はただの管にすぎないため、血液を循環させるためには、血管付近の筋肉が縮んだり緩んだりしてポンプの役目を果たす必要があります。ですが、様々な理由で筋肉がこわばったままだと、このポンプ作用がうまく働かず、血行も悪くなってしまうのです。
ストレッチなら、こうした筋肉のこわばりをほぐしたり、筋肉を収縮させて血行を改善したりすることができます。
姿勢の悪さや骨盤のゆがみが気になる方
こんなお悩みありませんか?
- 猫背やO脚、がに股など、姿勢の悪さが気になる
- ストレートネックが治らない
- 産後などで骨盤のゆがみが気になる
- 骨盤矯正を受けてもすぐに元に戻ってしまう
- リハビリをしていたら、別の部位まで痛み出した
筋肉の重要な働きの一つに「骨を支える」という機能があります。体は前後・左右の筋肉のバランスで支えられています。骨だけでは骨格を維持できないのです。ですので、一方の筋肉がカタク短くなってしまえば、それに引きずられて骨格もゆがみ、体はそちら側に倒れてしまいます。
例えば、デスクワークや車の運転、工場やお店での立ち仕事など、長時間同じ姿勢を続けていると、特定の筋肉ばかりに負担がかかり、筋肉がこったり張ったりしてきます。さらに、知らず知らずのうちにこうした筋肉をかばう姿勢や動作をしてしまうため、姿勢がますます崩れていくのです。
トレーナーと行うパートナーストレッチなら、自分では気づかなかったような筋肉の疲れやかたさ、体の使い方の癖を知ることができるため、より効果的に姿勢を矯正したり、骨盤や骨格のゆがみを整えたりすることができます。