腸は体と心の健康のカギ | 名古屋市名東区のストレッチ店、ソアン極楽治療院
腸は体と心の健康のカギ
先日、祖母と車に乗っていた時に、「昔はこのあたりにもキツネやタヌキが出たんだよー」なんて話をしていました。
するとその直後、車の前を黒っぽい物体が走り去りました。「えっ、今のタヌキ!?」
祖母といるとこんなことが良くあります。
持ってますね。
こんにちは!毛利陽介です!
前回は第3の脳、「皮膚」について書きましたね。
今日は第2の脳、「腸」について書きたいと思います。
何故、腸が第2の脳と言われるのでしょうか。
脳は神経を介して、全身の各器官に指令を送ります。
腸にも勿論、脳からの指令が来ているわけですが、脳からの指令がなくても、腸自身が考えて活動することができます。
さらには、腸から脳に向けて沢山の情報を送っています。
しかし、前回書いた「皮膚」も自律して活動し、脳に情報を送りますし、他の器官も同じような働きをしています。
では、「腸」の何が特別なのでしょうか。
一つは「腸内細菌」です。
ヒトの腸には100兆から1000兆個の「腸内細菌」がいると言われています。
ヒトの細胞の数が約37兆個ですから、自分の細胞の数より多いんです!
因みに、「皮膚」にも皮膚常在菌と言われるものがいます。(皮膚と腸には何だか共通点が多いような気がしてきますね。これについては後述します。)
この腸内細菌はセロトニンやドーパミンと言った脳内物質の大半が作ります。
これらの物質が脳に対して指令を出し、脳をコントロールします。
では、脳をコントロールしている腸をコントロールするにはどうしたら良いでしょうか。
私たちが食べたものは、腸内細菌のエサになります。
従って、肉を沢山食べれば、肉が好きな腸内細菌が増え、甘いものを沢山食べれば、甘いもの好きな腸内細菌が増えます。
そして、エサを沢山食べて数を増やした甘いもの好きな腸内細菌たちは、脳にこんな指令を送ります。「もっと沢山甘いものを食べろ!」
すると脳、つまりあなたはこう思います。「甘いものが食べたい!」
つまり、私たちが食べたいものとは、腸内細菌が食べたいものだったのです。
そして、その腸内細菌たちが出した脳内物質は脳の働き、つまり学習能力や感情、心に影響を与えます。
従って、「記憶力がない」とか「落ち込みやすい」、「最近イライラする」といったことの原因は腸内細菌にあるかもしれません。
現代精神医学の父と呼ばれるフランスの精神科医フィリップ・ピネルも以下のように述べています。
「精神異常の主な病原は、たいてい胃と腸の辺りにある。」
そして私はこう付け加えたいと思います。
「それは食事によって改善できる。」
続いては腸と皮膚のお話しです。
先程、腸と皮膚には共通点が多いと書きました。
それは何故か。
皮膚も腸(を含む消化管)はどちらも外界と接しています。
皮膚は分かりやすいですね。
消化管も体内にも思えますが、口から肛門までは一本の管(くだ)なので、消化管内はすべて体の外側と言えます。
そして皮膚も消化管も外からの情報を得ます。
皮膚は空気の温度や湿度、あるいは自分が触れたものすべてと接していますし、腸を含む消化管は食べたもの(つまり外から入ってきたもの)と接します。
このように外界と接するために、体にとってマイナスの影響があるものを感知して対処しなければなりません。
そのために、このような働きを持つようになったのではないでしょうか。
つまり、体と心の健康のカギは「皮膚」と「腸」と言えそうです。
ではどうするか。
「皮膚」に対する刺激には鍼(はり)や灸(きゅう))、指圧やマッサージがあります。
日常生活でいえば、身に着ける衣服や体を洗う石鹸やシャンプーがあります。
「腸」の場合は食べ物と飲み物です。
従って、普段から食べ物・飲み物に気を付け、鍼灸治療を受けていれば、体と心の健康に大きく近づくのではないでしょうか。
食べ物・飲み物は具体的に何に気を付ければ良いかについては、また次回以降に書こうと思います。
今回は以上です。
毛利陽介でした!
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